*中也快出院时写的一首诗。
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【原文】
雨落下了哟
——病房挽歌
有雨落下哟、雨落下了哟。
今晚、有雨、落下了、哟。
我就这样子,住在医院里,
百无聊赖地,住在医院里。
有雨落下哟,雨落下了哟。
今晚、有雨、落下了、哟。
沙啦、啦啦、啦啦啦、啦,
今晚、有雨、落下了、哟。
已经、听不见、人们的声音,
漆黑、黑漆漆、冬天的夜晚。
旁边、牛儿们、已经睡着了,
丝毫、听不见、稻草的响动。
啊,从哪号病房里
传来玻璃窗、打开的声音。
这是想要去、换换空气呢?
还是想要去、眺望庭院呢?
不不、那种事情、我是知道的。
反正是、寂寞的、病人的事情,
只不过、一时兴起、一时兴起吧。
说了说、想看庭院、之类的话吧。
沙啦啦、啦啦啦啦、雨落下了哟。
沙啦啦、啦啦啦啦、雨落下了哟。
牛儿也、睡着了的、医院的夜晚
沙啦啦、啦啦啦啦、雨落下了哟。
(了)
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【赏析】
*这是中也出院前一周写的诗,是《疗养日记》中的最后一首。副标题“病棟挽歌”,意思是“再见了!療養所”。
*“まっくらくらの、冬の、宵。(漆黑漆黑的冬日的初更)”这句,模仿了宫泽贤治的《原体剣舞連》里的“まつくらくらの二里の洞”。
(其实这两首诗都超有节奏感……(原文打着拍子就能唱出来)
*这是一首很从容自在的诗。“たんたら、らららら(沙啦啦、啦啦啦啦)”的拟声词的回环往复,给人以在雨中手舞足蹈的轻快感——想着“可以出院了”的轻快感。
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【原文】
雨が降るぞえ
――病棟挽歌
雨が、降るぞえ、雨が、降る。3532
今宵は、雨が、降るぞえ、な。
俺はこうして、病院に、
しがねえ、暮しをしては、いる。
雨が、降るぞえ、雨が、降る。
今宵は、雨が、降るぞえ、な。
たんたら、らららら、らららら、ら、
今宵は、雨が、降るぞえ、な。
人の、声さえ、もうしない、
まっくらくらの、冬の、宵。
隣りの、牛も、もう寝たか、
ちっとも、藁(わら)のさ、音もせぬ。
と、何号かの病室で、
硝子戸(ガラスど)、開ける、音が、する。
空気を、換えると、いうじゃんか、
それとも、庭でも、見るじゃんか。
いや、そんなこと、分るけえ。
いずれ、侘(わび)しい、患者の、こと、
ただ、気まぐれと、いわば気まぐれ、
庭でも、見ると、いわばいうまで。
たんたら、らららら、雨が、降る。
たんたら、らららら、雨が、降る。
牛も、寝たよな、病院の、宵、
たんたら、らららら、雨が、降る。
(了)
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*via 「療養日誌・千葉寺雑記」