*《山羊の歌》第二首
*几个月前翻译的,发出来混个更
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【译文】
月
今夜之月比往日更加忧愁,
养父眯起双眼,面露疑容。
时间卷起银波,拂过沙漠,
老人的耳垂上,微光流动。
啊——遗忘至今,运河的岸堤,
胸中残响着战车的轰鸣。
吸着一只锈蚀的烟斗,
月亮慵懒地吐着烟圈。
围绕着他的,是七位天使,
踮起脚尖继续着芭蕾舞步。
但月之心已被耻辱淹没——
全然得不到丝毫的慰籍。
远处散落的那星与星哟!
月亮正等待着介错的来临。
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(注释:“劊手”指的是武士切腹后协助砍头的人,所以这里我直接意译成“ 介错”这个词。)
*其实突然把这篇发出来的原因,是本诗第一段里对“耳垂”的描述。
刚刚翻译到《羊の歌》里描写阳光下红红地发着光的女孩的耳垂那段,突然想起这首诗里提到了老人月下的耳垂,这么对应着看觉得很有趣。
(↑这首诗明明好在各种意象的堆叠与它们的象征意味、源自《莎乐美》的场景、还有字里行间流露的慵懒倦怠污辱慰爱的复杂感情,你的重点都不知道偏到哪里去了……)
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【原文】
月
今宵(こよい)月はいよよ愁(かな)しく、
養父の疑惑に瞳を睜(みは)る。
秒刻(とき)は銀波を砂漠に流し
老男(ろうなん)の耳朶(じだ)は蛍光をともす。
ああ忘られた運河の岸堤
胸に残った戦車の地音(じおん)
銹(さ)びつく鑵(かん)の煙草とりいで
月は懶(ものう)く喫(す)っている。
それのめぐりを七人の天女(てんにょ)は
趾頭舞踊(しとうぶよう)しつづけているが、
汚辱(おじょく)に浸る月の心に
なんの慰愛(いあい)もあたえはしない。
遠(おち)にちらばる星と星よ!
おまえの劊手(そうしゅ)を月は待ってる